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作品紹介■ストーリー 悠久の過去より、大宇宙を破壊し続ける負の意識体“幻魔”。超絶の念動力に目覚めた高校生、東丈は、サイボーグ戦士・ベガとルナ王女から、“幻魔”と大連盟との終わりなき抗争“幻魔大戦”の真相を知らされる。来るべき“幻魔大戦”に備え、人類のよき力を結集すべく、丈は“GENKEN”を組織。だが、“幻魔”の本格的来寇を待たずして、組織は内部から崩壊し始める……。 東丈は現代にあらわれた〈救世主〉なのか? そして、善と悪との最終戦争“幻魔大戦”の趨勢は? 時間、空間、次元を超えた、文学史上空前のスケールで織りなす“幻魔”との闘いとともに、信と疑を揺れ動く人々の心の葛藤を描き、人間の在り方を問うた、現代のバイブル。 ■解説 幻魔シリーズは、何十億年におよぶ時間軸を登場人物の転生輪廻、タイム・リープ(時間跳躍)を通じて綴りつつ、同時に重層する多元宇宙(パラレルワールド)という概念をも交えて構築された、壮大な神話的ロマンである。数多の時空における物語は、いくつものストーリーによって語られ、以下の作品により構成されている。 ・幻魔大戦(コミック版)(1967) 1967年に「少年マガジン」で発表された、石ノ森章太郎作画による原作漫画。幻魔シリーズの原点とも言える最初の作品であり、小説版『幻魔大戦』導入部のプロトタイプでもある。'83年には、このストーリーをベースに、大友克洋キャラクターデザインにより角川映画によってアニメ映画化された。 ・新幻魔大戦(1971〜1974、1978) コミック版幻魔大戦に次いで、石ノ森章太郎作画による劇画ノベルとして発表され、のちに小説版が刊行された。幻魔により滅ぼされた未来から、江戸時代にタイムリープした女性超能力者“お時”と、東丈の過去世であり幻魔に憑依された由井正雪との闘いを描く、すべての幻魔ワールドの起点となる作品。 ・幻魔大戦(1979〜1983) コミック版幻魔大戦の小説決定版として書かれたが、ニューヨークでの戦闘を境に、独自の路線を辿り始める。1967年の日本を舞台に、東丈が創始した“GENKEN”での人間模様を軸に、人々の裡なる心の葛藤を描く救世主ストーリー。作者の実体験を反映した、宗教問題に一石を投じる作品でもある。 ・ハルマゲドン(1987) 小説版『幻魔大戦』のストレートな続編。GENKENの対抗勢力を築きあげる高鳥慶輔と、東丈に代わって表舞台での活動を始めた東三千子のその後の軌跡を描く。 ・真幻魔大戦(1979〜1985) 小説版『幻魔大戦』が人の心の裡なる闘いを描いたのに対し、この作品では幻魔との抗争をよりアクティヴに描いている。その舞台も1979年の現代から飛鳥時代、ムウ、そして異形の別世界へと拡大する。『新幻魔大戦』を受け継ぎ、現代・過去・異世界での闘いを多視点的に追い、世界の真相に迫る。小説版『幻魔大戦』と対をなす大河叙事詩。 ・ハルマゲドンの少女(1983〜1986) 丈を弟に持たぬ別世界の少女、東三千子の時空の旅。『幻魔大戦』『真幻魔大戦』のサイドストーリーを織りなし、幻魔シリーズを横絃で繋ぐ。 ・幻魔大戦deep(2005) 20年ぶりに執筆された幻魔大戦は、電子書籍書き下ろしで登場。果たすべきことを果たさぬまま初老の域にさしかかった東丈は、多層に重なる世界の現実に気づき、自らの力が最大値を示す平行世界へと旅立つ。“お時”と同じ力を持つ東丈の“娘”雛崎みちるは、あの1967年秋に跳び、高校生の東丈を発見する!? すべての愛読者に贈る深化版「幻魔大戦」! ・幻魔大戦deepトルテック(2008) 前作『幻魔大戦deep』で伴侶を得た東丈のもとに、破滅の予言がもたらせられる。丈の14歳の“娘”雛崎みちるは再び次元を跳躍し、二人の“犬神明”やABDUCTIONの登場人物たちと出会っていく。“無限”に導かれたみちるが垣間見る世界の真の姿とは?! カルロス・カスタネダのトルテック呪術を題材に書き起こされた、巨匠平井和正の最終到達点。幻魔大戦ついに完結!? ※書籍刊行リストはこちら。 |
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